枕難民のあなたへ。これが原因です!プロがズバリ!解答します。
こんにちは。寝装センター渡慶の鈴木です。
私は仕事で改善できる箇所はないか、定期的に顧客満足向上のためにお客様の声を集めているんです。
この中より、今日は『枕』を取り上げてみることにします。
お客様からの声です。
「他店でオーダーメイド枕を作ったが合わなかった。どうしたら良いか」
「どの枕もしっくり来ない」
とお話を聞く事がよくあります。オーダー枕は決して安くないですし、色々枕を試して来た人は、オーダー枕以上にお金を使って来かもしれません。
この際、私が知りたいのは1点だけです。どんな敷き寝具を使っているかです。
「敷布団?ベッドマットレス?いやいや枕!ちゃんと話を聞いてる?」。
と、言われそうです。大丈夫です。ちゃんと話を聞いていますよ。^^
今日は貴方に合う枕をテーマにお送り致します。
人は寿命を80歳と仮定した場合、何に時間を費やすかというとバン!第1位、睡眠に30年程使うと言われています。
世の中には、枕はたくさんあって自分に合った枕を探すとなると膨大な時間がかかります。
該当の方には記事を良く読んで頂き有意義な時間にして頂けると幸いです。解り易くするのに皆さんの身近な洋服を例にしながらお伝えして行きます。お楽しみに!
では、早速行ってみましょう!
洋服の試着と枕?

皆さんは洋服を購入する時、試着しないで買いますか?or試着しますか?
服のシルエットに、試着して分かるサイズやしっくり感、この試着行為に最もワクワク、ドキドキする人もいる様です。服好きの人は服のコーディネートに物凄く時間をかけるみたいです。子供を寝かしつけた後、夜~朝方3時位までとことん服合わせすると耳にしたことがあります。この辺りは服好きなら当たり前とのことです。熱中度合いが凄いです!お直しの調整があっても、試着時に自分に合うか合わなかがほぼ分かる訳ですからね。特にデザイナーズの服については試着してみないと感じが分からないと思います。試着しないで買う人もまた多い様です。試着しない為、サイズで失敗する人もこれまた多いと聞いています。
枕も同じです。
特に健康志向の方に多いですが、良さそうな枕を見つけては買ってしまい、結局合わなくて使わなくなってしまう「まくら難民」がとても増えています。せめて、買う前にお試し頂くのが良いと思います。
正しい枕合わせ
その1 ここで決まる!大前提!敷布団・マットレスは体に合った物を使っているか
人は立ったままの姿勢で寝るのが理想の寝姿勢と言われています。
人の頭部は体重の約8%、その他は約92%です。92%は敷き寝具の上で、肝心の枕もその上に乗っているものですから、寝具も基礎部分が大事という事です。敷布団及びベットマットレスは家で言う土台です。枕を選ぶ前の土台選びが最も重要です。
「どんな枕を使ってもしっくりこない。」
「お店で買った時は良いと思ったのに、家で使うと何か違う」
「ネットのクチコミでは良さそうだったのに、自分には合わなかった。」
これが、どんな枕を使っても合わない気がする一番の原因です。
敷き布団もセットでご利用いただいたお客様の声
「家にまくらは沢山あるけれど、どれも合わない気がしていた理由が分かりました。」
「セミオーダー枕だけでも寝心地は良かったが、お店がすすめる敷ふとんと合わせたらもっと良くなった。」
「敷ふとんを変えてから、寝つきが良くなった!」
理想の寝姿勢が取れる敷き寝具 + 枕(既製品orセミオーダー)をお使いの方
と、
オーダー枕のみお使いの方
にお声を頂くと、満足度にかなり差がありました。これも、安易に枕だけ変えるのではなく、お客様がどんな敷き寝具を使っているのか、お聞きする大きな理由です。大体、これが原因になっています。
その2 正しい枕合わせの位置を知る
ここも割愛出来ない大事な要・工程です。
枕と肩をぴったりくっ付けるイメージです。
先ずは今使っている枕で試して下さい。
以上、枕の正しい合わせ方になります。
ここまでで、抱えている問題、首や肩の凝り、頭痛、眠れない等改善が見られると思います。
その3 自分に合う枕を選ぶ
☑敷布団・マットレスは体に合っているか
☑枕位置は合っているか
上記2点を試したけど改善されない場合、ここでやっとオーダー枕の選択となります。
- 既製品の枕
普通の人は既製品の枕で十分間に合います。
- セミオーダー枕
オーダー枕までは調整出来ませんが、調整可能な枕です。
例えるとセミオーダースーツと同じイメージです。
- オーダー枕
微調整が可能です。限りなく痒い所まで微調整が出来る枕です。
重度の首コリ(事故による)、いつも布団の中で肩を揉んでいる人、いびきを治したい人又は睡眠時無呼吸症候群の治療に取り組んでいる、よりぐっすり眠りたい人や健康志向の人、或いは拘って自分だけの枕を作りたい人向けです。どうしても既製品で合わない為にオーダーするしかないんです。オーダースーツやオーダー靴と一緒です。因みに靴のビスポークについてはお金持ちか、余程足に難がある人しか作らないでしょう。そして高額だと言うこともご承知おきください。因みにデザイナーズ服も奇抜な服が多いですがびっくりする位お高いですね。私が見たお客さんでオーダー枕を使う人は健康志向の方が多いイメージです。興味・関心度合いがやはり段違いですね。
専門店所見
安易に枕だけ変えるのではなく、貴方がどんな敷き寝具を使っているのかで決まります。
「うゎ~!オーダー枕を使うとよく眠れそう!」
残念ながら、枕だけ変えても改善されないんです。
販売側、私もですがちゃんと案内しないといけませんね。
まとめです。
その1 大前提!敷布団orベットマットレスは体に合った物か
その2 正しい枕合わせの位置を知る
その3 自分に合う枕を選ぶ
今回は枕についての記事をお送りしましが、体を直接預けるアイテムにも注目です。特に体の90%を支える敷布団及びマットレスで決まります。安価な物もありますが寝心地と比例はしないんです。結局、体に合わなくて処分することになって、また寝具を探し続けることになってしいます。買って10年になる物や寝心地の悪い物など、現代の布団は研究され進化しています。今使っている寝具の見直しをお勧めします。弊店では、あなたに合った寝具の無料相談を受付しています。ホームページ内のお問い合わせフォームからもOKです。是非、お問合せ頂ければと思っています。布団回りの質問もお寄せ下さい。記事にまとめて回答したいと思います。
この様に渡慶では布団のノウハウを解りやすくお伝えして行きます。
ここまで読んで頂きありがとうございます。寝ることがワクワクするそんな環境作りのお役に立てればと思っています。では、またお会いしましょう!
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